先日、7年前に4人目を自宅出産されたM助産師が、大輪のシャクヤクを持って会いに来てくださいました！
自宅出産後「ゆっくり、じっくり妊婦さんと関わりたい」と院内助産のようなところに就職したのですが、色々とうまく行かず、悶々とした悩みを打ち明けてくださいました。
そう、私も開業したのは「ゆっくり、じっくり妊婦さんと関わりたい」ということでした。今の病院は多忙で、リスクを抱えた妊婦さんもたくさんなので、ゆっくり、じっくりは難しいのです。忙しいと心に余裕が持てず、人に優しくなれない(私も夫に対してはそうです！)。でも本当は「ゆっくり、じっくり関わりたい」のです。お産は人としての第一歩の場面です。「ゆっくり、じっくり」関われる今の自分の立ち位置に感謝です。

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嘱託医の土屋産婦人科との勉強会「ハンズの会」。

今月の講師は出産ジャーナリストの河合蘭さん。

講演内容は「出生前診断について」でした。

助産師は「どう思いますか？」と意見を求められることが多く、自分なりの考えをお話ししてたのですが、河合さんのお話しは感慨深かったですね。

答えは当事者の中にしかなく、倫理とは考えて考えて考えて続けること。

すぐ答えを出してしまっていたことに反省しきりでした。

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いなだ助産院にはたくさんの看護学生や助産師学生が実習に来ます。

先日、聖マリアンナの看護学生さんが来ていた際に、私たちがやっている妊婦健診について話しをしていて、ふと気づきました。

「妊婦健診」は妊婦さんを診ているのではなく、そのかた自身(様々な人生をおくってきた女性)を看ているのだなぁと。

産科医学的な面はもちろん診ますが、そのかたのカラダ(心身)を目と手と心でそのかた自身をとらえる。

感性豊かに、しなやかに。

そして、それがお産と結び付く瞬間がくると、助産師としてこの上なく楽しいのです。

いなだ助産院のご飯はお肉もお魚も出ないのですが、お野菜中心の3品のお惣菜と酵素玄米で大満足されます。

酵素玄米を炊くのが難しく(最近のガスレンジは火力が自動調整されて困ってます…)、上手く炊けた日は「何かいいことありそう❤」と感じてしまうのは私だけ⁉(イワタ)

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